米海軍式体脂肪率計算機の仕組みと歴史
米海軍式体脂肪率計算機は、アメリカ海軍が兵士の健康管理のために開発した「周径法(circumference method)」に基づいています。この方法は、特別な機器を使わず、巻き尺だけで体脂肪率を推定できる点が特徴です。1980年代に導入され、以来、米軍の標準的な体組成評価手段として使われてきました。計算式は性別によって異なり、男性は首とウエストの周囲長、女性はそれに加えてヒップの周囲長を用います。身長も重要な変数で、すべての測定値はセンチメートル単位で入力されます。この計算機では、測定値を対数関数に代入し、体脂肪率(%BF)を算出します。例えば、男性の場合、 という式が使われます。この方法は、DEXA(デキサ)法と比較しておおむね±3%~4%の誤差があるとされていますが、簡便さと再現性の高さから、フィットネス愛好家や自衛隊志望者にも広く利用されています。詳細な比較については、皮脂厚法やRFM方式との違いも参考にしてください。