時間をテンポへと逆算する仕組み
DTMやトラックメイクにおいて、既存のプリセットやリファレンストラックからディレイタイムを読み取り、プロジェクトのテンポに合わせたい場面は多いです。しかし、ミリ秒単位の時間だけではテンポを特定できません。なぜなら、375 msという時間は、160 BPMにおける4分音符の長さであると同時に、120 BPMにおける付点8分音符の長さでもあるからです。音符の値が分からなければ、正しいテンポには辿り着けません。
MSからBPMを計算では、ディレイモードを使うことでこの問題を解決できます。ミリ秒単位の時間と、それが表す音符の種類を入力することで、正確なテンポを逆算できます。ディレイタイムからテンポを求める基本式は以下の通りです。
ここで は4分音符に対する各音符の倍率を表します。例えば、500 msのディレイが4分音符に設定されている場合、トラックのテンポは 120 BPMです。一方、同じ 500 msを付点8分音符として解釈すると、テンポは 180 BPMになります。このツールは、ディレイタイムから直接BPMを導き出すための必須ユーティリティです。