PDF417とは?積層型バーコードの基本構造
PDF417は「Portable Data File 417」の略称で、縦方向に複数の行(ロー)が積み重なった「積層型2次元バーコード」です。「417」という数字は、各パターンが4つのバーと4つのスペースで構成され、合計17のモジュール幅を持つことに由来します。この構造により、従来の1次元バーコードよりもはるかに多くの情報を格納できます。各行は独立した符号語(codeword)の列で構成され、上下に配置されることで全体として高密度なデータを表現します。日本国内では、国際標準規格ISO/IEC 15438に準拠しており、特に公的文書や物流分野での信頼性が高く評価されています。PDF417バーコード作成ツールを使えば、この複雑な構造を手動で設計することなく、正確かつスキャン可能なシンボルを簡単に生成できます。なお、似た用途で使われるQRコードやData Matrixとは異なり、PDF417は長文テキストや構造化データの保存に特化しています。