「差」と「変化」は別物です
パーセント差分計算機を使う前に、まず「パーセント差」と「パーセント変化」の違いを理解することが重要です。パーセント変化(パーセント変化計算機)は「ある時点から別の時点への変化」を表します。たとえば、商品価格が¥4,000から¥6,000に上がった場合、「+50%の変化」となります。これは基準となる「元の値」が明確だからです。
一方、パーセント差分は「二つの値を対等に比較する」際に使います。どちらが先でも後でもなく、単に「どれくらい離れているか」を知りたいときです。たとえば、A店とB店で同じ商品がそれぞれ¥2,500と¥3,000で売られていたとします。このとき、「どちらを基準にするべき?」という問題が生じますが、パーセント差分ならその悩みを回避できます。この例では、平均価格は¥2,750、絶対差は¥500なので、パーセント差は18.2%になります。
つまり、時間的・因果的な順序があるならパーセント変化計算機を使い、単なる比較ならパーセント差分計算機を使うのが正しい使い分けです。